渡辺謙の映画
【明日の記憶】
以前、原作を読んでいたんですけどね。若年性アルツハイマー症の話。原作のときに、読みながら自分なりに租借して調べては租借して。そんなことしながら読んでたこともあって時間かかったんですが・・ 映画なんてたかだか2時間ちょいですよ。原作をそのまま登用なんてこたぁ~ないんです。なんで、所々端折ってストーリーを作っていくわけです。これ当たり前ですよ。脚色つける?当たり前。原作者と映画監督が同一で制作費が余ってて上映館の手配も整ってってとなれば話は別。細かなディテールまでも演出できたかも知れんね。まぁ・・・・7時間は最低フイルムまわすけどね。この映画ゎいいです。『感動した』とか『泣ける』とか、そんな言葉使っても言葉が薄っぺらく感じちゃう。そんな作品に思う。この映画、もし原作を読まないで見ていたら渡辺謙の映画にしかなってなかった。話題の映画を見てきました。感動しました。はい、おしまい。でしょうね。きっと。原作の細かいディテールを感じて見たこの映画、すごい!すごぉぉいです!!映画って役者が台詞とアクションとをMIXして気持ちを伝えるものなんだろうけど 間 とゆうか、症状の進行しているところが場面転換でなんとか乗り切ってる感があるとゆうか。そんな感じがした。別にそれが悪いわけじゃない。時間的制約もあるし良く作れてると思う。この辺を埋めるのは原作のチカラ。読んでてよかった。端折ってる場面は自分の記憶の中から引き出してきて隙間を埋める。自分でリサーチした若年性アルツハイマー症に関するインサイド情報が活用された。フルにだ。【明日の記憶】は去年の本屋大賞の次点作品。映画【SAYURI】で渡辺謙が空き時間を潰すために日本から持ち込んだ数冊の小説のうちの1冊。自分とほぼ同じ年代の男が不治の病と家族、社会の狭間で揺れ動いてゆく気持ちを表現したいと。あの渡辺謙が。そしてエグゼクティブプロデューサー立ち上げた映画。奥さん役には樋口可南子。わきを固める役者もハンパない。『SAMURAIじゃない日本映画を世界に見せてやりたい』この言葉はウソじゃなかった。いくつかの場面では必死で涙をこらえた。周りに人がいなかったらどうなっていたんだろう。台詞の中に『医学的に言えば、人間なんて産まれてから十年ちょっとまでが華。それ以降は細胞が崩れていくんだ。』とあった。十年ちょっと・・ ね。 かなり崩れてるんだろうなぁ・・・・ これがアルツハイマーなんだ。って映画でした。 六本木 クラブ チックでてたね。
by happystyle87
| 2006-05-24 00:07
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